だいたい推しくんの話とたまにレポ

5話がしんどくて心がボロボロになった話

 

 

タイトルそのままに。

5話を見て本当に本当に本当に辛くてしんどくてオタクの心はボロボロになりました。推しの辛い顔めちゃくちゃ可愛くてドキドキしたけどやっぱり幸せでいてほしいタイプなのでやはり2話のあのシーンを走馬灯のように思い出して比較したら感情が込み上げて爆泣きしてる(今)ので、また自分の整理のために書こうと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは5話の感想から…….


はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜しんっっっっっっっどい!!!!!!無理無理むりつらい。スパークしてしまいそれ以降ドラマ頭に入ってこない番長すごい。

第一に定時の保健室に自ら赴く轟洋介のシーン可愛すぎやしないか。定時生の面々に「お〜轟くんじゃん!」「頼んだぞ〜!!」「状態良いねぇ」などなどセクハラされつつも少しだけ口角を上げ、轟自身も悪くないと思っている様子がある。定時生の彼らにとって轟は過去に奇襲を仕掛けられた相手であるにも関わらずのこの対応。村山さんとのタイマンで見た轟の強さを認めている証拠であって、すごく良い。轟も轟で、自分自身が定時生にある種受け入れられているみたいな肯定感が、セクハラ(違う)されてる時の態度に現れていて、触られようが声をかけられようが瞬間湯沸かし器にならないところがもう…好き……可愛い…………。

これ、村山さんとの会話にも言えることで。元々彼は、自身に対する悪意のある言葉や敵意が無ければ人の話をきちんと聞くことのできる子だとは思っている。ただそれでも、最後まで話の骨を折らずに、第三者から見たらお説教的な内容を聞き入れている事実が轟と村山の今までの関係性を物語っているようで激エモサマーバケーションなのである。

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そして村山良樹のセリフ

「俺たちは、鬼邪高つっても定時の大人だからダメだけど、君は、れっきとした全日の鬼邪高生なんだから。じゃあここ(頭を指す)で考えるんじゃなくて、鬼邪高らしく、こっち(拳を胸に当てる)でもの考えてみてもいいんじゃないの?」

この言葉、「じゃあ」の接続詞の意味が全く入って来なくて混乱したがその前のカットが変わっていたりするし、もしかしたら轟が何か言ったことに対しての「じゃあ」なのだろうか。


セリフの意味として、後にも書くが轟の現状を指摘しているものだと感じた。1話から見て、物思いに耽る様子が多く描かれた轟。彼には"鬼邪高の頭=定時の村山"の考えがあり、だから村山を倒したいと今でも一貫して思っていることには違いない。ただ、その理由は?何のために喧嘩をするの?と聞いたら昔の彼ならすぐ答えただろう、今の轟はどうだろうか。「名誉と栄光」のために1人でテッペンに立とうとしたが、仲間との絆を味わって考え方が少しずつ変わってきている。行く先の変化にまだ戸惑っている段階なのかもしれない。season2のふてぶてしさや威勢が少し緩和(十分偉そうだけど)しているように見える。そこで「頭で考えるんじゃなくて拳(心)で考えてもいいんじゃねーの?」だ。村山さんがこのセリフを託したのは轟だからこそだと思う。背景は違えど自分と同じように鬼邪高へ来て、拳を交えて、頭になろうとしている彼の背中をずっと見てきた。轟の過程を辿ると、村山さんが本当の頭になった時の過程と重なる部分がいくつもある。不器用な轟の背中を村山さんなりに(言葉の選び方には触れないでおく)押してやっていると思ったらまた涙がこみ上げてきた。

 


season2で自分に向かってくる轟を過去の自分と重ね合わせていたが、今でもそれは変わっていないと思う。だからこそ自分の拳を使って導くし、背中を押す。司にも轟のことを比喩にたとえ話していたが、村山さんは轟が成長することを信頼して、5話の言葉を与えているのが堪らない。彼らの先輩後輩に限らない関係の証なんだなと感じた。そして4話で泰清に頭を譲ったのに映画の予告では楓士雄が「頭になりたい」と言った途端、ハイパーウルトラ美麗キックかましている。轟洋介はやってくれる男だ、私も信じてる。


また、「俺たちは、鬼邪高つっても定時の大人だからダメだけど」というセリフ。何でダメなのだろうと考えた時、鬼邪高がSWORDの一区画だという設定が出てくる。season1でチハルをめぐる争いからSWORDの均衡が崩れていった様に、鬼邪高定時が拳を振るうこと=SWORDの戦いになる可能性もある。彼らが喧嘩で拳を振るのには責任が伴い、それにはしっかりと頭で考えなければ様々な引き金を引きかねない事態に陥ることだってある。反対に、轟たち全日の彼らは鬼邪高の括りはあるとはいえまだ未成年の学生で、定時のような大きい責任は伴って来ない。今回の話、私は轟とジャム男が照らし合わされている様に感じている。ジャム男は「信頼する仲間と切磋琢磨し合うことは今しかできない、それが嬉しい」と話していた。喧嘩こそ鬼邪高では力がないが、心根の強さはピカイチだなと思った…すごいなジャム男……。ジャム男が感じていることは、轟はまだ受け入れあぐねていて、村山さんはそんなことも伝えたかったんじゃないだろうか。大人びらなくていいから、今は青春しろって。

そもそも彼が何故大人びているのか、元々の性格も十分にあるだろうが1番はSWORDの湾岸抗争に参加したことだと思う。各一派の代表格の中でSWORDの派閥や、それ以上の世界を彼は身を持って体験した。その経験が彼を少し背伸ばしにした要因だろう。実際、上で述べたように定時の面々に声をかけられた時は少しばかり生き生きとした表情が伺える。うん、完全に自分は子どもだと思っていない表情だなこれは。もちろんあの戦いに参加したからといって、成長はあったものの轟は未成年のままだ。SWORDの立場からすると本来ならば守るべき側に立っている筈が、無理に背伸びをしている。例えるなら成鳥の中にいる俺はこっちだと言い張る雛鳥みたいな……。


村山さんに自分の行動を指摘されてすぐに突っ返すところも、ものすごく子どもの部分が前面に押し出されていた。全日の子に対する対応もそうだけど、その部分も含めて「そーいうとこだよお前の悪いところ」って言ってるように聞こえた。あと、意地(虚勢)を張るって轟洋介の根本自体を指摘しているような言葉にも聞こえて心が苦しくなったしんどい。

 

全日の中にいると大人びて見えるのに、村山さんの前に立った途端、子供に戻る轟………これ、演じている前田公輝くんと山田裕貴くんが歳の差が1個しか違わないんですよ。

嘘でしょ超怖い。早く大人になりたい轟洋介と、今を十二分に楽しんで成長しろと諭す村山良樹………役者さんって本当にすごい、改めて実感した。

 

 

 

 


ここから本音

 

 

 

 


というか轟洋介のつらい顔がめちゃくちゃにしんどいんだよ〜〜〜〜〜〜〜〜!?!!!?!?!!!!!!!!「これからもお前と喧嘩するつもりねぇけど」1hit!「今のお前つまんねえんだもん」2hit!「ほんとそーいうとこだよお前の悪いとこ」3hit!エクセレンッ!▼轟にこうかはばつぐんだ!村山さんが頭として、少し違う道に迷ってしまったところを諭し導いてくれているのはよくわかる。村山さんは頭の務めを果たしたのだ。でもしかしそれでも今にも崩れ落ちそうな顔を見るたびに胸が締め付けられて苦しい。泣く。あの時の轟の表情、村山さんからとっさに視線を外して、「……は?」なんで本音ダダ漏れにさせて…なのに村山さんに自分のこと指摘されるとムキになって意地を張って、あぁ…肩で息してる…し……強さを知る前の轟が見えてマジでつらい。これがきっと彼がひた隠しにしている本来の姿の一部なら私のライフは0です。この表情を引き出せるのが村山良樹だけ(辻芝はきっとまた別の意味合い)だとしたら業が深すぎる。そして去り際追い打ちをかけるようにコブラちゃんの名前出すのやめてください村山さん、そういうところだぞ!!これで1ヶ月分の食費を轟にかけてるんだって、マジでそういうところです。責任とって下さい。とにかく轟ちゃんは早く辻芝と帰りにタピって美味しいご飯食べてあったかいお風呂に入ってふかふかのベッドで寝て、一生のお願い。また明日から頑張ってこ…そういう日もある……私は心の底から応援してるよ……。

 


気づいたんだけどもうあと1話しかない。おかしいキャパオーバーがすぎる。

 


感想は以上です。(長い)

以下私の妄想と轟に対する気持ち

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5話までの轟を見て、今まで考えていたり見たりしていた轟と、今の轟って少し違うイメージなんじゃないか…?と思うシーンがいくつかあった。場面1つ1つを区切ると「あ〜わかる轟洋介はこうでなくっちゃ!!!!大好き!!!!!!!」となるのだが、ドラマ放送・ザムの経過を含めてザワの行動を見てみると「轟ちゃんマジで感情を人に悟られないように飲み込んでしまう人間すぎてやばいな」*1と彼の行動心理が全く読めない部分が多々見られているのだ。1.2話を見て感じた轟洋介!頭の自覚持ってる…!頑張ってる…!最高…!!!!(泣)の印象とは違う部分があるんじゃないだろうかと今は思う。24時間頭を悩ませもう爆発したし轟ちゃん可哀想で見てられないし苦しいし5話の3分36秒から5分55秒までの数分間100回以上見てもこの苦しみから抜けられないため、これまでの経過と轟の行動について整理していく。

 

 


まず、今回頭を悩ませていることについて。彼の行動の理由が分からなかった点は

・全日の頭として八木高に乗り込んでいった(と思っていた)はずなのに、泰志と清史に地位を簡単に譲ってしまった点

・ザムで鬼邪高生をまとめるほどの思いがあったのに定時が戦地へ赴くことに対し「まあ良いか」と言った点

・1話冒頭で村山さんからの教えを受けたことを半濁している様子がある(それを受けての八木高へ向かった意図もあるはず)のに、それを顧みずに「めんどくせぇこと多いんだわ」と一掃して手っ取り早く鬼邪高のトップに立とうとしている点


ざっくりまとめるとこんな感じだ。

要は轟洋介がこれから頭として鬼邪高を引っ張って行こうと努力してるんだな…成長したね…偉いね…好…………え!?!!?頭譲る!?全日のみんなは良いの!?じゃあ今まで私達が目にして来た轟は!?!HiGH&LOW season2からの過程はどうなったの!?!?!実はまだ伸び盛りなの!?!?!も〜〜コラッ!めっ!ということである。彼の行動を初期から私の妄想と共に追っていく。

 

 

 

season2〜ザム

"今"の彼と原点はここだと胸を張って言える。もともと搾取される、奪われる側にいた轟が報復を誓い今度は奪う立場になった。season2 7,8話での村山さんとのタイマンで、闇討ちとも言える手段を使って挑んだ結果は接戦の末の敗北だった。

しかし、この結果を通して始めて彼は自分の世界が少し開けた感触を味わったんじゃないないだろうか。強さこそ認められたものの、まだまだだと負けた相手に教えられたことが轟洋介の世界にはなかった衝撃があったと思う。結果は敗戦だったとしても虐げられずに、導いてくれる人や隣にいてくれる人の存在がほんのりと見えてきた8話。ようやく過去の自分を振り切って自分に足りないものは何か、徐々に気づき始める轟、彼の物語はここが始まりだと分かる。

season2を経てザムでは村山が1人抗争に乗り込もうとしている所へ、鬼邪高生を引き連れ神輿を担いでいる。あの轟が!「勝手に行くんじゃねぇよ」というセリフには村山さんから「拳が強いだけじゃダメ仲間を見ろ、自分が変われ」と教わったのに、そのあんたが仲間のこと考えずに先に行こうとするな。と強い思いが込められており、行くぞ、と番長の背中を押す"熱い心"、"鬼邪高生の心"があった。言わずもがなの中の人も、村山への尊敬*2を持って彼を演じており、ここで、全日番長轟洋介は誕生したのだ。

 

 

 

1話

湾岸抗争を終えしばらく経過した第1話。村山とのタイマンシーンの回想に、テッペンを見据えている瞳。片手には"頭になるための君主論"。ここでの轟の「…村山」との一言。5話まで視聴を進めたがやはり感じたことは初回と変わらず、頭になるためには自身がどのように行動すれば良いのか考えていたんじゃないかと思っている。轟は理屈っぽくて自分を曲げない男*3。もしseason2 7,8話の彼のままでいたとしたら、君主論なんて本を手にしていないし、過去のこと、しかも自らの行動を改める等というような場面を振り返ったりしないだろう。「定時も含めて鬼邪高だ」と放った言葉には確実に他の鬼邪高生よりも先を見据えた覚悟が伺えていた。

 

 

 

2話

もう最っっっっっ高でしたありがとうございました轟一派最強!!!!!!尊い思い出しただけで涙出る(脱線)鬼邪高生が八木高に襲撃に会い1人で乗り込みに行く轟。辻と芝マンがその思いを汲み取り付いていくという最高のシュチュエーションだった。ここでの轟の心情の考え方が2パターンある。

 

①が自分が頭としてもし行動するのならと考え、自ら1人で八木高に乗り込む選択をした。②が八木高と揉めた際に鬼邪高が舐められたと思い報復をしに行った


前者の心情では私が書いたクソ重ブログを参照して頂きたいが、轟が村山さんから教えられた「仲間の大切さと自分が変わらなけれ始まらないこと」を胸に悩みながらも出した答えだと思う。くっ…目頭が熱い……。反対に後者はその教えよりもseason2に抱いていた復讐の意図の方が強いことが予測される。鬼邪生が言い放った「やられたらやり返す」の言葉をそのまま行動に移した場合の行動を2話でしていたということになる。

だが考えてみてほしい。仮に後者の考え方で轟が八木高に行ったら、最後の、あの表情が浮かべられるのだろうか?迷った末の選択をして、仲間が付いてきてくれたからこそのあの笑顔が見ることが出来たんだと私は思いたい。いや!!!そうなはず!!!絶対!!でなかったら「やられたらやり返す」と言った鬼邪高生に何か心当たりのある顔や、辻と芝が何の迷いもなく彼の後ろに付いては来ないだろう。ザムからの学びそのまま受け継ぎ、見事な成長を遂げているように見えた。

 

 


4話

泰清の放送を相手にするでもなく、全日の頭をすぐに譲ってしまう轟。視聴当時、これぞ王者の風格…めちゃくちゃ解釈が合う……ッ、好き…!と頭がいっぱいになっていたがよくよく考えると、じゃあ全日の頭として八木高に出向いたあの行動は何だったのだろうかと思い至る。「定時も含めて鬼邪高だ」と1話で話していた轟、ここで自分を曲げない男の面が現れる。season2の辻と芝マンは2人で全日制の頭になるも、定時は別物、と考えていた。しかし彼の中では全日は全日、定時は定時との区切りがない。season2の頃からその部分は変わらず、"鬼邪高の頭=村山"なのだ。だから全日の王の座は必要としていない。あくまでも村山を倒してこその頭と彼は考えてる。ただ、その村山に「まだまだだと」と言われ、自分が頭になるためとして、1歩でも2歩でも近づくために受け止めて彼なりの努力(八木高に1人カチコミに行ったり、君主論を読んだり)をしているんじゃないだろうかと私は解釈している。

思い返せば村山さんも、コブラに敗北をした時頭とは何なのか、考えて迷って、関ちゃんに頭を譲ろうとする場面もあった。そんなところまで一緒なのか……うぅ……ッ……。

 

 


5話

4話から全日内の抗争がどんどん過酷化する中、彼だけはまるで自分は関係ないという態度を一貫していた。かと思えば、中越一派が清史を刺したことを辻と芝マンに報告されてイラつく轟。そして村山さんへタイマンを挑みに行き「早くお前倒さないとめんどくせぇこと多いんだわ」と。4話からの引き続きでこの一連の流れ、興味がまるでないのかと思えば、そうではないらしいことが轟の様子から伝わってくる。考えれば考えるほど、彼が何を思って行動しているのかが分からなかった。私がこの行動はどんな理由からなのだろうと、少しだけ気づきを得ることができたのは村山さんの「ちゃんと、周り、みようよ(ジェスチャー付き)」というセリフだった。先程も述べたように、轟はずっと初めから"定時の頭=鬼邪高の頭=村山"しか眼中に入っていないのだ。1話から彼の行動を振り返ると、村山に言われたセリフを半濁して、村山の教えを元に自分ならどうするか考えて行動して、村山の座以外は必要ないとやんわり(?)周りに言い、村山の(以下略)と、本当に村山しか見据えていないことがよく分かる。良い面でも悪い面でも、轟は村山に固執傾向なのだ。


どうして彼がそこまで村山さんに固執しているのか考えた時、元々過ごしてきた背景があるのではないかと思い至った。弱肉強食の世界でしか生きてこなかった轟は人の上に支配者として立ち、負けたらまた以前の弱い自分に戻ってしまうという刷り込みがある。だからこそ「負けるわけにはいかない」「強くなきゃいけない」と強い思いがあるんじゃないだろうか。ここでまず1番という地位に固執する理由が見えてくる。そしてもう1つ、ザムの話でも出たが敗北をしても尚、相手に搾取されずに導かれたことが多いに影響があると考えている。轟にとっての村山は支配者の王でもあるし、憧憬する先輩でもあるのだ。

 

轟の目標は変わらず"村山を超える"ことだがその経過の中で彼が変わろうとしているのはザワOを見て一目で分かるだろう。しかし今、その目標に辿りつくための理由が様々な出逢いをしてきたお陰でブレてきているのではないかという考えが浮かんだ。先ほどもこの話を書いたが、少し掘り下げていく。轟洋介が鬼邪高へ入学をしたのは過去への報復・「名誉と栄光」を手にするためであり、そのために1人でトレーニングを重ね1人で強さを磨いた。思い描く頂に立った先には自分1人だけだった筈だ。しかし、辻と芝マンの2人に出会い、感情を表には出さない轟のことを理解してついてきてくれる仲間が今はいる。本来目指していたゴールやそこから見える景色が少しずつ思い描いたものと変化してまだ受容し切れていないんじゃないだろうか。空の青さを知る道の途中にいる。きっと村山さんに「頭になってどーすんの?」と聞かれたら、黙ってしまうのではないかと感じた。(きっと何かしらは言い返すだろうけど。そこがかわいい。好き)

 

あんな飄々とした偉そうな態度とってるけどまだ轟洋介って17歳なんですよ。DKなんです。1人で抱え込もうとしてたいたのに、思いもよらない形で手を差し伸べられたら普段感情をひた隠しにしてる子がどうなるかわかるでしょうが!?!?!?!?!?!?!?!!!

ということで絶賛思春期と青春の波が轟洋介を攫っているんだと思う。だからこそ考えるし、悩むし、イライラするし、焦ったりする。今まで静観してた全日のことも中越一派が超えちゃいけない範囲を超えて、苛立ってしまったんじゃなかろうか。それはダメなことだとわかって自分が早く頭になれば解決すると思い行動したわけで。結果村山さんから教えられたことを自分のものにする前に早まるなと諭されたけれど、それでもあの村山とタイマンするためにスタンガンで定時生を闇討ちしてたところから見たらほんとに考え方そのものが変わってきていて、もうほんと……嬉しいな……とまた涙ぐんだ。

 

 

 

 

 

 

全部の話をまとめて話してきたが、1.2話で感じた成長が良い意味で裏切られたと私は思う。彼の本来の姿や、村山さんとの対比で浮き出た子どもっぽさに、より一層愛おしさが増しました。成長は止まることを知らない!!大好き!!!!!こんなにこれからが楽しみな人間いないよ!!!!!応援してる!!!!

 

 

そして気づいたらもう今日6話先行配信で既に胃が痛い…生き抜く、生き抜くぞ……

 

 

 

 

 


2019.08.14

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


追記

手いっぱいで3話と4話の可愛い轟を話すことを盛り込めなかった失態すぎる。小首を傾げるのは誰が考えたんですが?給料10億倍。f:id:Raa__men:20190814100214j:image傘をさしている轟洋介(17)もう見て失神するかと思った可愛い……傘を差す=天気予報をきちんと見てるということだししかも辻と芝もそれ乗じてビニール傘差してるのすごい!!!知性がある〜〜!!!ヒュ〜!!!さすが轟一派!!黒の16本傘を差してるのが堪らなく……あまりにも轟洋介でめまいがする……。取っ手が少し太めなので手の美しさが際立って作画監督やるなと思いました好き。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ついに6話まできてしまった。これが最終回、現実ですか?????泣きそう。

 


今回の轟洋介もしんどくて可愛くてYシャツ1枚姿が拝めると思ってなくて爆破セレモニーした(頭)

まず冒頭のハイェンロゥ…ザワアァスト……でめちゃくちゃ俺たちのハイロー!!を感じて落ち着いた。落ち着かなかった?私は落ち着いた。あぁ…ついにここから始まるんだなって……中身のボリュームがてんこ盛りで色々あるけどやっぱり轟の話をします。

 

 

 

FMの時系列から6話が始まったが、九龍との抗争で校舎が燃やされたのは定時のみだということが判明した。全日はそこで大きくは関わるといった描写はなく数ヶ月後のテロップが入りおッ…エッ……?と驚いた。拳や気持ちだけで解決できないこともあると知り、当初の勢いは消沈してしまった全日生たち。そんな彼らに村山さんが校内放送を使って奮起を促す怒涛の展開だった。


何より村山さんが定時と全日関わらない宣言を轟の目の前で言い放ったこと名指しして釘を打ったことが本当に先週とおんなじくらいしんどかった。言葉が出ない。私は当初、鬼邪高定時と全日を分けた理由はザムの「こんな危ねえ戦いにあいつら連れてける訳ねぇだろうが」の発言からきているものだと思っていた。しかし、むしろSWORDの喧嘩を見て引け腰になったまま萎縮して何も学ぼうとせずにいる彼らを発破かけるための意図が強いことが分かった。村山良樹…きちんとリーダーだ……。なんとなくだが村山さんは自分がSWORDの「O」を作ってしまった責任を感じているんじゃないだろうか。九龍との戦いでより良いスカウト先を目指して入学してくるはずの定時生が、就職先候補を強い思いがあったにせよ潰した状況もある。いずれ自分は卒業しなければならない、ならばその間に何か残せることを…と彼も彼なりに考えているのだ、きっと。まず自分の拳を燃やして戦うことの強さを知れってね。青春しろよ!って。それでいてSWORDの戦いには彼らを巻き込まないように守ってあげる意味も含まれている。鬼邪高全日制はモラトリアムの箱庭になった。season1の狂気的な瞳をしていた番長からは想像もつかない、すごいよ、村山さん…。

 


一方その頃、轟は村山さんから再びお説教を受けた訳だが、(轟たちの拠点が放送室の理由が大きいかもしれないけど)(でもこの話を見越して計算されてたら本当に神設定である)、自ら放送室に出向き、轟の前で、放送の内容を指差して伝え、中庭へ赴いた後も轟の個人名を出して、発言をしていた。な、なんだこれ…は……なにを見せられているの……(涙)


「何のために鬼邪高へ来た、鬼邪高で何を学ぶ」ってセリフ、これはほぼフルの割合で轟に向けている言葉(全員に向けてるからもちろん含まれてるんだけど)だと思うんだ。4話から徐々に迷いの様子が描かれた轟。彼は今自分が何をすれば良いのか、どう行動すれば良いのか空の青さを知る途中にいる。

全日の生徒は九龍との抗争後、特段大きな動きもなく喧嘩に明け暮れている様子であった。けれど、轟洋介が数ヶ月もの間何もしない男だろうか?そんなはずがない。1つの理由として考えられるのがFMの鬼邪高炎上シーン。もしかしたら轟は、定時が焼かれた後の糾弾する村山さんの姿を見ていたんじゃないだろうか。定時生が戦う中、何も出来ない自分がすごくすごく悔しかったんだと思う。もう考えただけで泣けてくる。無理。5話で自分が虚勢でも定時の戦いを「まあいいや」といってしまったり、まずは自分の周りを何とかしろと諭され不安定ながらも考え始めた矢先のこの出来事。轟の中で「もっと強くならなければ」という気持ちが村山さんから教えられたことよりも先行してしまったんだろう。情景していて目標でライバルの人のそんな姿、誰だって見たら傷つくよ…焦るし、何も出来なかった自分にはイライラするよね…。そこから強さに重きを置いてしまったが故にの6話へ繋がって行くんじゃなかろうか。


そしてまた村山さんがそれは違うと正してくれる。何処まで面倒見が良いんだ…何処まで轟洋介に目をかけてるんだ……。轟を過去の自分に重ねて、さらに関わって、信頼してるからこその言葉。「おまえ俺が前に言ったこと全然やってないだろ。俺の前にまずきちんと自分見ろ」と。お互いがお互いのことを考えてるこの関係性が果てしなく尊くて大好き!!!あと旗を見つめてこれからの鬼邪高のことを憂う村山さんのシーン。全日ステークスの段ボールの上に1話で三中が作成した轟のレコード盤が映っていることが、轟が何も大きな行動しないままな状況を見て再び立ち上がっている様に見えて仕方ないんですよ…。この一瞬でここまでこだわりや強い思いを感じ取れるHiGH&LOWスタッフの皆様はやっぱりすごい。

 


轟洋介的な時系列を考えるとザム以降轟がSWORDの戦いにいなかった理由として全日ステークスや新入生内での抗争で忙しない日々が続いた。(EOS)村山にしか興味がないことを指摘され自分の行動を振り返ろうと踠いている間にすぐ定時の炎上騒ぎが起きた(FM)ということなのだろう。宣言をした段階とか諸々はあんまり詳しいことはハイローなので気にしない。そもそも全日と定時は別物と考えていた生徒も多いんじゃないんだろうか。鬼邪高に入学したのが高校1年、EP.Oで高校2年、映画で3年な訳で、轟洋介の人生における大切な大切なモラトリアム期間を私たちも共に辿ってると気付いたらもう何をするにも手が止まってどうしようもできなかった……ありがとう…。

 

 

 

ここで1番に伝えたいこと。前田公輝の演技がすごすぎる。九龍の襲撃の様子を受けて強さを磨くためにトレーニングをしていた轟に村山さんからの残酷な宣言。この時の表情が轟の何で、まだやれる、意味が分からない、ふざけるな、全てを表していて本当にすごい。堪らなく良かった。6話まで来て、轟のセリフって数えるほどしかない。なのにも関わらず圧倒的存在感や彼の細かな心理面の描写を表情から読み取れる部分もあって、俳優、前田公輝の演技力に感銘を受けている、すごい…。

タイマン張ってくれるのかと思ったらお説教だよ☆って言うし名指しで全日関わるなとか言うし轟洋介のメンタルの方は大丈夫なのか心配で胃が千切れそうではある。

 

この場で全日と定時は関わらないと堂々と言ったのに、予告では「鬼邪高の祭りは村山通せやぁ〜!」といってみたり行くぞてめえらして参戦したりする様子があったり、で詳細は分からないが村山さん、前回と引き続き、そういうところ。そろそろ轟ちゃんの血管がブチ切れるとおもうので辻芝アフターフォローをお願いします。頼んだよ。

 


最後、Yシャツ眼鏡無し姿の轟洋介で気絶した。久しぶりのNO眼鏡で気が触れ……かっ…こよすぎない……!?!?!?!私の推し…最強じゃん?!?!?!?!サラサラの髪が揺れる様子と細いながらも鍛えられた身体から繰り出されるサンドバッグへとパンチがああ…もう…。村山さんが放送室に来た途端、学ランを来て眼鏡をかけて身なりを整える轟洋介はしっかり村山さんのことを尊敬ているし品の良さがオーラで溢れていて最高だった。(清史の時は足を組んで読書して見向きもしなかったのに…)そしてそんな整える前のラフな格好を辻と芝マンの前で見せているのが轟一派の信頼関係が目に見えてベッドから転がり落ちた。そもそも轟がトレーニング(努力)をしているところを他人に見せるという行為自体、私は苦手にしていると考えていたがもうそれは昔の君だね……信頼もそうだが、そういった心の隙を見せることがあの2人には出来る、素敵。この3人が本当に大好きだ。

 

 

 

 


はぁ〜〜〜〜〜〜感慨深さと共に全てが終わった…………と思ったらエッッッ!?!!?!?!?!予告!?!?!?!?!推しがロケバスにちょこんと座っているーー!ーーーーーーッ!?!?!?!?!!?!?!?!?!うそうそうそうそこれは夢?何度目返してもロケバスに「楽しそうでいいなぁ」とほんわかしている推しと「勝ったらハァイ↑↑負けたらロォ↓」ってちょっと照れながらゲームに参加する推し控えめに言って天使かな。

 


今回最終先行配信を迎えたHiGH&LOW THE WORST episode.O。にもかかわらずあと4日で最速完成披露なの信じられない本当に10月公開なの???映画を試写で見た方々は轟の美しいカットやハイローらしい全員が主役の印象が深くあったことを綴っていた。我慢できない、早く見たい。彼は仲間と一緒に並んで戦うことの大切さを知れるのかな…村山さんとのタイマンは、最後なのかな…認めてもらえるのかな……。

何はともかく轟洋介が好きな強い気持ちを持って今後に臨む(確か前にも言ったこれ)

 

 

 

2019.08.17

*1:duet   2016年8月号参照。感情をひた隠して過ごす轟ちゃん、しんどい…

*2:duet   2016年8月号&POTATO   2016年8月号参照。戦ったことで、敵対心から"自分を変えた人間にブレてほしくない"っていう愛情に変化してる、お互いに敬意を払っていると公輝くんが話していた…番長たちのエモさ痛感……

*3:duet   2016年8月号参照。確かに、彼が行動するときには必ず結果を元に行動している。頭になるための君主論とか買っちゃったりしてね…